「長崎若者発信局」では、長崎で活動している学生団体などを紹介しています。
「長崎学生連合会」に所属する団体を取り上げるシリーズです。
今回は、「たびぶたい」の代表・長崎大学経済部2年の菊池さんです。
人生で初めて立った場所はバスの運転席、そんな、生まれたのが先か、バスを好きになったのが先か分からない無類にバス好きです(笑)
福岡県北九州市出身。初めて長崎の地に降り立った時、長崎のバスの勇ましさ、カッコよさにどれほどの衝撃を受けたことか…!
長崎を日本有数のバスファンの聖地にできないか。学生で、学生だからこそできることは何か考えています。
ちなみに、路面電車のなくなった街で生まれ育ったため路面電車への愛も相当なもので、開通記念日や鉄道の日の前後は前日に1日乗車券を買い始発便から浦上車庫の最終便まで乗り倒すほどです。
「たびぶたい」とは
「長崎面白くない」となんとなくつぶやく、学生。そんな学生に前を向いてもらうべく立ち上がった団体、たびぶたい。
若者目線で見た面白い「長崎」を切り取りイベントを行います。
ついつい路面電車の運行範囲が行動範囲になりがちですが、彼らの行動範囲を広げるのが目標です。そして魅力あふれる長崎の乗り物の数々。長崎の乗り物の魅力を発信する、のりものから見た長崎を発信し、考え、そして実際に行動に起こす学生団体です。
たびぶたいの活動内容
沢山の人たちが訪れ、人生の大切な思い出が無数に詰まっている別格の観光都市。長崎はそんな場所だと思います。 長崎を訪れた人の思い出がより深いものになるように。いつか思い出して、「あの場所」と指させるような、思い出の大切な場所、思い出の聖地、「ロケ地」を作るべく活動しています。 長崎の乗り物から見る美しさを体感してもらうバスツアー。少しバスを見る目が変わる面白いイベント、今までなかった少し変わったバスグッズを企画しています。 |
菊池代表が「たびぶたい」を設立したきっかけ
大学でもイベントを開く団体は数多くあるものの、実際は先生方の考えた、引き受けた催しを実行するようなものばかり・・・。もっと、本当に学生自身で考えたもの、今までなかったものを作ることが日本一の人口減少率を誇る街には必要だと思いました。
長崎市の街なかには「長崎さるく」に代表されるように、徒歩で回れる圏内に大変ハイレベルな観光地が並んでいます。しかし、野母崎の海原に瀬戸の夕焼け、大村湾の悠然たるオーシャンビュー、雲仙島原の自然の壮大なスケールを感じる観光地の数々・・・もっと本能的に、体感的に楽しめる場所を長崎の学生たちで共有できたらと考えています。
長崎って面白い、素敵な場所だ。と気づいてもらえるよう団体を設立しました。
これからのビジョンは?
今までになかった「移動型イベント」も考えています。
長崎には美しい景色があちらこちらに転がっています。そんな絶好の車窓を前に○○。
バス、乗り物自体の魅力はもちろんのこと、バス×○○、創造的な仲間たちと一緒に、面白く、どこにもなかった新しいイベントをしたいと考えています。
しかし、昨今の新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、そのような事業だけでは、団体の存在意義さえ不安定になります。「コロナだから」ではなく、入学時から新型コロナの帳のもと暮らしてきたからこそ、今までにない、コロナでも何をするかを考え実行したいと考えています。