就職活動中の面接では、どんな質問をされるのかドキドキしますよね。
今回は就活面接で定番的な質問、「苦労したことを教えて下さい」にどう答えるのか、準備をしておきたいと思います。
まずこの質問の意図は何なのか?
「苦労したことを教えて下さい」
■面接官が知りたいこと。
・その学生の苦労の捉え方で難易度がわかる。
・どのように苦労(困難)を乗り越えたのかがわかる。
・苦労を乗り越えて得たものは何なのかがわかる。
☆ここでアドバイス!!
就職面接はネタ番組のようなものだと思って面接に臨んでみて下さい。大喜利番組だと思って楽しんでみましょう。(大喜利自体が緊張する場合もありますので、個人差はあります。)
さぁ、あなたならどんなネタをお持ちですか?
今回このお題にチャレンジするのは、就活生の原口くんです!
就活生 原口くん:私がこれまでの人生で一番苦労したことは「小学5年生の時に巨大なゴキブリと闘ったこと」です
ゴキブリの体長は6cmから7cmはあったように思います。
最初はその場から逃げようかと思ったのですが、もし、ここで逃げたら恐怖で夜も眠れないと思ったので、私は近くにあった雑誌を丸めて闘うことを決めました。
しかし、ゴキブリの動きは素早く、狭い隙間に逃げ込まれました。
そこで私は殺虫剤を持ってきて、隙間に噴射してゴキブリを表に出そうという作戦を実行したのです。
するとゴキブリは、まんまと表に出てきました。その瞬間を狙って私は丸めた雑誌を思いっきりゴキブリに向かって振りかざしました。
「仕留めた!!!」と思ったのですが、ゴキブリは叩かれる瞬間に飛び上がったのです。
もうその時は空を飛ぶゴキブリに対する恐怖で、心が折れそうになりました。
しかし、ここで諦める訳にはいかないと思った私は再び戦いを挑みました。
戦い始めてから30分は経っていたと思いますが、私に大きなチャンスが訪れました。
先ほど噴射した殺虫剤の効果が出たのか、ゴキブリの動きが鈍くなってきたのです。
今度こそ!!!と思い、私は再度、雑誌をゴキブリ目掛けて振り下ろしました。
結果は私が勝利を収めることができました。
私がこの経験で得たことは、逃げずに諦めないで最後まで闘うことが大事だということです。
以上です。
確かにゴキブリとの死闘は多くの人が経験をしたことがあると思うので、共感は得やすいと思います。
そして、話す手順が以下のようにまとまっていてわかりやすかったと思います。
・結論から伝える
・取り組んだ内容をわかりやすく伝えている(ストーリー性があった)
・どう乗り越えたのか?
・結果的に得たことは何だったのかが伝わった。
ただ、残念なのは内容ですね・・・。
原口さんの人生なので否定はできないですが、一番苦労したことが、ゴキブリとの死闘だと、苦労の難易度が低すぎるように感じます。もっと難易度の高い苦労はなかったのかなぁと思います。
今後、社会に出てもっと大変な状況が起こった時に対応できるのか?と面接官は疑ってしまいそうです。
評価点:★★☆☆☆
原口さんにおまけでもう1問、質問をしたいと思います!
御社からの内定です。
ありがとうございました。
評価点:★★★★★
就活生の皆様へ。
面接はどうしても緊張すると思います。
今回の記事では面接を大喜利ネタ番組のようなものだと思って楽しんで下さいとお伝えしましたが、少しでも自分なりに工夫をして面接に挑んで頂ければと思っています。
この記事の作成者
香月 周
学生団体スマイリース 3代目代表
2022年4月からスマイリースの代表に就任
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