学生団体が運営するコミュニティスペース 「Build Space」(長崎市築町)で、2021年9月23日、大学生や高校生が 自由な発想を出し合う頭の体操「アイデアソン」を体験しました。
このイベントは、未来ダイバーのおふざけ記事「バズプロ研究所」を担当している学生団体スマイリースと、その創始者が設立した株式会社パル・フラッグス(会社設立の経緯はこちらをお読みください)が企画し、県内の高校生と大学生など 約15人が参加しました。
3カ月間のプログラミング講座のプレイベントとして開かれ、まず長崎出身のIT会社の社長が東京からオンラインで講演し、やりたいことを仕事にし、世の中に生み出すことの面白さを学生たちに語りました。
そして、いよいよ「アイデアソン」です。
「アイデアソン」とは、アイデア と マラソン を組み合わせた造語で、テーマを決めてグループでアイデアを出し合います。
この日のテーマは「商店街」。まずはひとりひとりが商店街からイメージする言葉を書き出し、他の人と意見交換しながらアイデアを膨らませていきます。
アイデアソンでは「パクリ」は大歓迎。他の人のアイデアに刺激を受けながら、考えをブラッシュアップしていきます。
人気の高かったアイデアは「商店街遊園地化計画」や「共通ポイントカード」などで、グループでさらに練り上げながら、若者ならではの商店街活性化プランを作り上げました。
「いろんな人の意見とかが聞けて、勉強になりました。なんか、最初のアイデアより いいアイデアとかが入ってきて」
「いやー楽しかったですね。日常的にこんなことないんで。年上の人達とか交流とか楽しかったですし、こういうアイデア出すっていう作業も楽しかったですね」
「柔軟な発想だったりとか、こんなのがいいんじゃないかとか、すごくコミュニケーションが取れてて、嬉しかったのもあり楽しそうだなというのもあり、大成功のイベントだったと思います。
せっかく今回いろんな方が来てくださって、アイデアを出してくださったので、これを形にできるように僕達もサポートしていきたいと考えております」
参加者たちは、限られた時間の中で互いに意見をぶつけ合いながら、アイデアが成長していく手応えを感じていた様子でした。