「長崎若者発信局」のシリーズでは、長崎で活動している学生団体などを紹介しています。
今回も、KTNテレビ長崎「マルっと!」でも紹介した「長崎学生連合会」に所属する団体を取り上げます。
紹介してくれるのは、「Peace Caravan 隊」の代表・長崎大学多文化社会学部3年の村上さんです!
私は長崎市出身で幼い頃から平和学習を受けてきました。高校生の頃には「平和学習部」という部活に所属をし、本格的に平和活動に携わり始めました。
これらの経験から、核兵器問題をはじめ、社会に存在する幅広い問題に興味を持つようになりました。多様な概念が存在する「平和」についてより深めたいという思いから長崎大学に進学をし、現在も地道に活動を続けています。
「Peace Caravan 隊」とは
長崎大学公認のサークル団体で、メインの活動は、全国の小中高校へ「大学生ならではの平和教育の出前授業」を提供することです。
これまで9000名以上の学生に講座を提供した実績があります。出前講座のほかにもワークショップやイベント、国際交流の主催、勉強会の開催等幅広く活動を展開しています。
Peace Caravan 隊の活動内容
講座のねらいは ・核問題をきっかけに社会に目を向ける ・自分の意見や考えを持つ ・自分の事としてとらえる の3本を軸に構成 長崎の原爆や核兵器問題を中心に、過去・現在・未来に焦点を当てながら、主体性を持って学んでもらうことを重要視しています。 また、ご依頼をいただいた学校によってに内容を調整するオーダーメイドな講座を行っていることも私たちの特徴です。 |
村上代表が「Peace Caravan 隊」に所属したきっかけ
私は、高校生の頃から平和活動に携わっていて、Peace Caravan 隊とはよく交流をしていました。そんな中、先輩方が強い想いとこだわりを持って活動される姿に大きな憧れを抱き、彼らから非常に大きなインスピレーションを受けたことを確信しています。
高校生の頃に学び、経験したことをアカデミックな視点からより深め、先輩方のように独自のこだわりを持って活動を続けたいと思ったことがきっかけです。
これからのビジョンは?
平和活動を行うにあたり、よく「意識高い系」という言葉を耳にします。社会問題に興味を持ち、行動することは“すごいこと”と認識されがちですが、実は全くそんなことはないのです。
身の回りに存在する多様な課題に焦点を当て、自分なりの問題意識を持つことは案外“当たり前”のことだと私は思っています。
私たちの活動に対するハードルを下げられるような、何か“面白いこと”ができればなんて考えています。