20年以上続く長崎大学よさこい部「突風」の魅力とは?

「長崎若者発信局」のシリーズでは、長崎で活動している学生団体や、サークルなどを紹介しています。

今回取材したのは、長崎大学よさこい部「突風」の皆さんです。

取材を担当するのは、学生団体スマイリース代表の水流です。

以前から学園祭などで突風の演舞を見て個人的に興味があり、今回の取材も私が希望して実現しました。

折角の機会を頂いたので突風の様々な部分を取材していきたいと思います!

そして取材に応えて頂いたのは2023年度 突風の代表をしている上田里奈さんと副代表の櫛間柚香さんです。

上田さん

初めまして。突風の20代目代表の上田里奈と申します。

櫛間さん

初めまして。突風の20代目副代表の櫛間柚香と申します。

水流

早速ですが突風の紹介をお願いできますか?

よさこい部『突風』とは

上田さん

突風は、よさこいサークルです 。長崎大学の学生を中心に、長崎県内の大学生で構成されています。
主な活動はよさこいのお祭りや大学の学園祭や地域のイベントなどに参加しています。また小・中学生を対象に演舞指導なども行い、運動会のサポートをさせていただいています。現在は50名程のメンバーで活動しています。

水流

演舞を披露するだけでなく小・中学生に演舞の指導も行っているんですね。

イベントは多方面に遠征されているイメージがあるのですが、主に九州を中心に出演しているんですか?

上田さん

そうですね。特に九州だけと決めているわけではなく、呼ばれたらどこにでも行きます。もちろん九州のイベント出演が多いのですが南は鹿児島、北は北海道までお祭りに参加させていただいています。
よさこい祭りやイベントが毎月のように各地で行われているので機会があればどこでも踊りに行きます。

水流

九州から北海道まで行かれているんですか!?すごいですね!踊るだけでも体力を使うのに移動だけで疲れそう・・・。

突風の結成秘話とは?

水流

現在、お二人は20代目と言うことですが、突風の結成秘話をご存知であれば教えて頂けますか?

上田さん

突風ができたきっかけは、教育学部のゼミの授業の一環で、猪山教授がYOSAKOIさせぼ祭りのPR隊である「させぼ飛躍年隊」を呼び寄せたことなんです。初代の副代表が友人などに声をかけ突風が出来たそうです。そこから20年間続いています。

水流

授業の一環で始まって20年間続いているのはすごいですね!

練習はどんなペースで行なっていますか?

練習について

上田さん

練習は月曜日と木曜日の17時〜21時の4時間、長崎大学文教キャンパス内の施設で行なっています。

突風を運営する中で大事にしていること、想いとは?

水流

突風の団体として大事にしていることや想いはありますか?

上田さん

結成当初から「元気」・「笑顔」・「勢い」は20年間変わらず大事にしています。

また2023年のテーマは、「笑舞」です。

部員一人一人を大切にし、笑顔で踊り、見てくださる方が笑顔になる演舞を作ること、普段からメンバー個々がメリハリをつけることを大事にしています。
個性豊かなメンバーが揃っているので、個性を伸ばしていく一年間にしていきたいと思っています。

水流

去年の学園祭での演舞を拝見させてもらったのですが、非常に勢いと迫力を感じました!

4つの「班制度」

水流

ホームページに「班制度」という制度があったのですが、具体的に「班制度」について教えて頂けますか?

上田さん

「班制度」とは、突風に所属しているメンバーを学年関係なく割り振ったものです。

4つの班があります。祭りの時に点呼や班で移動します。また、班企画といって班ごとに企画をして県外に遊びにいくこともあります

水流

突風はメンバーが多いサークルだから全体を効率良くまとめるにも班制度はいい考え方ですね。スマイリースもメンバーが増えたら真似をさせて頂きますね。

班ごとに企画して遊びに行くのはいいですね!仲も深まりそうですね。

上田さん

そうですね!ご飯や遊びに行きます!
それが先輩と仲良くなれる秘訣だと思います。

なぜ、突風に入ろうと考えたのか?

水流

ここまで色々と突風についてお聞きしてきたのですが、そもそも何故、お二人は「突風」に入ろうと思ったのですか?

上田さん

私は地元が佐世保で、小さい時からよさこい佐世保祭りを見ていたのでもともとよさこいに興味がありました。

そして受験期に相談していた先輩が突風に入っていたと言う偶然も重なって、自然と突風に入った感じです。

櫛間さん

私は大学でダンスをしたいと思っていました。入学して色んなサークルを見学していた際に、突風の先輩が踊っている姿を見て、笑顔や勢いを感じて突風に入りました。

よさこいを通して生まれるやりがい

水流

突風に入ってみて、どのようなところにやりがいを感じていますか?

上田さん

お客さんの「凄かったよ!」の声や、拍手をもらえることにやりがいを感じています。
突風には色々な学部の人がいるので、他学部の友達が増え、更に他学部の話を聞くことが出来るのも突風だからこそだと思います。

突風の今後

水流

最後の質問です。
今後の、突風の具体的な活動内容などを教えてください。

上田さん

現在は、演舞ができるギリギリの人数なので、部員を増やしていきたいと思っています。
また、コロナで繋がりが途切れたものもあるのでそこを復活させていきたいと思っています。もっと地域の人に知ってもらって貢献できるようにしていきたいと思います。


水流

今回、長崎大学よさこい部「突風」を取材させていただきました。
色々な想いや、受け継がれているものを感じとることができました。演舞を見るだけではわからなかった、踊っている人の考えや内部のことなどを知ることができて、よかったです。
最後に練習の様子を拝見しましたが、大きな声と笑顔と勢い、迫力があり、感動しました。
ぜひみなさんも各地で突風の演舞を観る事出来ると思いますのでご覧下さい。

突風演舞をご覧になりたい方はホームページやSNSにて出演予定のイベントなどの情報がありますのでチェックして下さい。

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この記事を書いた人

バズプロ研究所

学生団体スマイリースは九州エリアの学生たちで​2020年4月に発足したおふざけ学生団体。

おふざけを愛し、おふざけに愛された若者たちで構成されたなぞ多き集団

おふざけという武器を用いて企業のPRを行なっている。